先日8/3にＪＲＡから発表があった2014年秋季競馬番組

詳しくはＪＲＡホームページ
　の方をご覧頂くとして…
ココでは注目すべき＜変更＞点をＰｉｃｋ Ｕｐ！

■２歳馬の競走体系の改善

（１）中距離路線の”頂点”を決めるＧⅡ「ホープフルＳ」を中山で開催
　　　これに伴い、
　　　ＧⅠ「朝日杯ＦＳ」は阪神へ移動

　　　→　新設重賞にＧⅡを付した「ホープフルＳ」（2000m）が頂点なら
　　　ＧⅠ「朝日杯ＦＳ」（1600m）の立場は！？

　　　ＧⅠ「朝日杯ＦＳ」（1600m）は牝馬（「桜花賞」）路線、
　　　ＧⅡ「ホープフルＳ」（2000m）は牡馬（「皐月賞」）路線という
　　　明確な意志を感じ取ることができる。

　　　しかし、
　　　暮れの阪神競馬で２週連続同じ舞台のＧⅠが行なわれる違和感
　　　近い将来には解消されるはずだが…

（２）重賞「いちょうＳ」（東京 芝1600m）
　　　ＧⅢ「ラジオNIKKEI杯京都２歳Ｓ」（京都 芝2000m）を新設
　　　いずれも従来のOP競走を昇格させた形

　　　ＯＰ「いちょうＳ」最後の優勝馬はイスラボニータ
　　　ＯＰ「京都２歳Ｓ」最後の優勝馬はトーセンスターダム

（３）重賞新設に伴い、
　　　ＧⅡ「京王杯２歳Ｓ」とＧⅢ「ファンタジーＳ」及び
　　　重賞「アルテミスＳ」が１週繰り上げ、
　　　ＧⅡ「デイリー杯２歳Ｓ」は５週繰り下げて行なわれる

■ダートＧⅠの「ジャパンカップダート」（阪神Ｄ1800m）を
　「チャンピオンズカップ」と改称し中京Ｄ1800mへ移動

　→　1月に行なわれた「東海Ｓ」と同じ舞台ということで
　　ココで「ファブラリーＳ」の優先出走権を取るも
　　「フェブラリーＳ」では用無しだったニホンピロアワーズに注目！

　又、
　新たに報奨金制度として、
　前年以降の国内ＧⅠ及びＪｐｎⅠ優勝馬に対して、
　３着以内に入れば報奨金が支給される。
　※１着5000万、２着2000万、３着1000万

■中山競馬場スタンド等整備工事に伴い
　新潟競馬場で代替される重賞

　ＧⅢ「京成杯オータムハンデキャップ」
　ＧⅡ「朝日杯セントライト記念」※”朝日杯”は新冠
　ＧⅡ「産経賞オールカマー」
　ＧⅠ「スプリンターズＳ」

■ＧⅠへの優先出走権付与対象重賞

　「スプリンターズＳ」
　　←　ＧⅢ「キーンランドＣ」、ＧⅡ「セントウルＳ」
　「天皇賞（秋）」
　　←　ＧⅡ「オールカマー」、ＧⅡ「毎日王冠」、ＧⅡ「京都大賞典」
　「エリザベス女王杯」
　　←　ＧⅡ「府中牝馬Ｓ」
　「マイルチャンピオンシップ」
　　←　ＧⅢ「富士Ｓ」、ＧⅡ「スワンＳ」
　「チャンピオンズカップ」
　　←　ＧⅢ「みやこＳ」、ＧⅢ「武蔵野Ｓ」

■障害重賞の施行時期変更

　Ｊ・ＧⅢ「東京ハイジャンプ」
　Ｊ・ＧⅡ「京都ジャンプＳ」
　Ｊ・ＧⅠ「中山大障害」をそれぞれ１週繰り上げ

■ＧⅠ「有馬記念」特別出走奨励金交付

　当年ＧⅠ３着以内又は重賞１着馬が、
　ファン投票上位（10位以内）で出走した場合、
　ファン投票順位ごとに奨励金を交付する
　※1～3位2000万、4～5位1000万、6～10位500万

■記念競走施行

　JRA60周年記念競走
　ＧⅠ「菊花賞」＜「英雄　ディープインパクトＣ」＞
　ＧⅠ「天皇賞（秋）」＜「豪快な淑女　ウォッカＣ」＞
　ＧⅠ「チャンピオンズＣ」＜「白い衝撃　クロフネＣ」＞

　10/13顕彰者選出・顕彰馬選定記念競走
　　９Ｒ「顕彰者選出記念 レジェンドジョッキーズＣ」
　　　　※顕彰者：岡部幸雄、河内洋、郷原洋行、柴田政人
　１０Ｒ「顕彰者選出記念 レジェンドトレーナーズＣ」
　　　　※伊藤雄二、松山康久
　１１Ｒ「顕彰馬選定記念 エルコンドルパサーメモリアル」

　12/7「市川市市制施行80周年記念　市川Ｓ」

■秋の未勝利戦＜３回新潟・４回阪神＞出走資格

　出走回数５回以内 ＯＲ 前走５着以内
　※このいずれかの資格の行使は１回のみ