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春のスプリント王決定戦
G1「高松宮記念」(中京/芝1200m)
2019年は、
前年の覇者で
秋のスプリント王決定戦
「スプリンターズS」をも制し
2018年JRA賞最優秀短距離馬に選ばれた
ファインニードル<不在>で行われる
JRA賞最優秀短距離馬とは?
JRA賞最優秀短距離馬とは、
その年に短距離で活躍した競走馬に対して
記者投票で選出される
1992年までは、
JRA賞最優秀スプリンターという名称だったが…
2008年から選考規定が、
「短距離の競走における最優秀馬」から
「1600m以下の競走における最優秀馬」に
変更されている。
従って、
マイル王とスプリント王の境界線がなくなり
年によって
マイルG1を勝った馬が選ばれたり、
スプリントG1を勝った馬が選ばれたりしている。
■マイル&スプリントG1を勝った最優秀短距離馬
1997年…タイキシャトル
2003年…デュランダル
2013年…ロードカナロア
昨年のJRA賞最優秀短距離馬
ファインニードルは、
春秋スプリントG1
「高松宮記念」&「スプリンターズS」連覇
混迷のマイル戦線に対して、
スプリント戦線では絶対的存在だった
その昨年のJRA賞最優秀短距離馬
ファインニードルが引退して迎える
2019年「高松宮記念」
前年のJRA賞最優秀短距離馬不在の高松宮記念
過去、
前年のJRA賞最優秀短距離馬の
G1「高松宮記念」の結果は以下の通り
■歴代JRA賞最優秀短距離馬と
翌年の「高松宮記念」の結果
1993年…M ヤマニンゼファー → 未出(引退)
1994年…S サクラバクシンオー→ 未出(引退)
1995年…S ヒシアケボノ → 3着
1996年…S フラワーパーク → 8着
1997年…SMタイキシャトル → 未出
1998年…M タイキシャトル → 未出(引退)
1999年…M エアジハード → 未出(引退)
2000年…S ダイタクヤマト → 8着
2001年…S トロットスター → 5着
2002年…M アドマイヤコジーン→ 未出(引退)
2003年…SMデュランダル → 2着
2004年…M デュランダル → 未出
2005年…M ハットトリック → 未出
2006年…M ダイワメジャー → 未出
2007年…M ダイワメジャー → 未出(引退)
2008年…S スリープレスナイト→ 2着
2009年…S ローレルゲレイロ → 未出
2010年…S キンシャサノキセキ→ 1着
2011年…S カレンチャン → 1着
2012年…S ロードカナロア → 1着
2013年…SMロードカナロア → 未出(引退)
2014年…S スノードラゴン → 未出
2015年…M モーリス → 未出
2016年…M ミッキーアイル → 2着
2017年…S レッドファルクス → 8着
2018年…S ファインニードル → 未出(引退)
[追記]
2019年… Mインディチャンプ → 未出
2020年…SMグランアレグリア → 未出
↓
2021年… Mグランアレグリア → 未出(引退)
※S:スプリントG1勝ち
M:マイルG1勝ち
それでは、
前年のJRA賞最優秀短距離馬<不在>の
G1「高松宮記念」の結果はどうだったのか?
前記の通り、
前年のJRA賞最優秀短距離馬<不在>の
G1「高松宮記念」は過去14回もあるが、
これはマイル王もJRA賞最優秀短距離馬に
選ばれている為…
今回同様、
スプリントG1を勝った
JRA賞最優秀短距離馬が<不在>だったのは、
「高松宮記念」となった1998年以降
4回しかない
(1)新王者シンコウフォレストが誕生した1998年
1997年
JRA賞最優秀短距離馬
タイキシャトルは、
新「高松宮記念」には見向きもせず5月始動
1998年
G1「高松宮記念」
1着シンコウフォレスト
前走G3「シルクロードS」7着
1997年「スプリンターズS」7着
1997年「高松宮杯」3着
2着ワシントンカラー
前走G3「阪急杯」7着
1997年「スプリンターズS」3着
3着エイシンバーリン
前走G3「シルクロードS」5着
1997年「スプリンターズS」10着
1997年「高松宮杯」2着
(2)キンシャサノキセキG1初制覇の2010年
2009年
JRA賞最優秀短距離馬
ローレルゲレイロは、
G1「フェブラリーS」(D1600m)から
G1「ドバイゴールデンシャヒーン」(AW1200m)ヘ
※結果はそれぞれ7着、4着
2010年
G1「高松宮記念」<3-8-8>
1着キンシャサノキセキ
前走G3「オーシャンS」1着
2009年「スプリンターズS」12着
2009年「高松宮記念」10着
2008年「高松宮記念」2着
2着ビービーガルダン
前走G3「阪急杯」7着(1番人気)
2009年「スプリンターズS」2着
2009年「高松宮記念」16着
2008年「スプリンターズS」3着
3着エーシンフォワード
前走G3「阪急杯」1着
(3)絶対王者ロードカナロアが引退した翌2014年
2013年
JRA賞最優秀短距離馬
ロードカナロアは引退
絶対王者<不在>となった状況は、
今年(2019年)と似ている
2014年第44回
G1「高松宮記念」<3-8>
1着コパノリチャード
前走G3「阪急杯」1着
2013年「マイルCS」4着
2着スノードラゴン
前走G3「オーシャンS」2着
2013年「カペラS」(D1200m)2着
3着ストレイトガール(1番人気)
前走G3「シルクロードS」1着
(4)香港馬<エアロヴェロシティ>初優勝の2015年
2014年
G1「高松宮記念」で2着に激走した
スノードラゴンは、
新潟代替で行われた
G1「スプリンターズS」を勝って
JRA賞最優秀短距離馬へ
2015年は全休
2015年
G1「高松宮記念」
1着カク外エアロヴェロシティ
2014年「香港スプリント」1着
2着ハクサンムーン
前走G3「オーシャンS」2着(1番人気)
2014年「スプリンターズS」13着
2014年「高松宮記念」5着
2013年「スプリンターズS」2着
2013年「高松宮記念」3着
3着ミッキーアイル
前走G3「阪急杯」2着
2014年「マイルCS」13着
ステップ重賞に注目も…「阪急杯」覇者<不在>
過去3年共に、
ステップ重賞
「オーシャンS」
「阪急杯」の連対馬が順当に起用されている
しかし、
今年は史上初めて
「阪急杯」の1着馬(スマートオーディン)が
<不在>という舞台設定
「オーシャンS」
1着モズスーパーフレア
2着ナックビーナス
「阪急杯」
1着同枠ミスターメロディ
2着レッツゴードンキ
3着ロジクライ
今回同様、
絶対王者が引退して<不在>となった
2014年
前走G3「シルクロードS」1着
ストレイトガールが1番人気3着
今年も
G3「シルクロードS」1着
ダノンスマッシュが1番人気!?
ダノンスマッシュにとって
「阪急杯」の1着馬<不在>が一縷の望み?